2008年02月28日

今年の半導体開発トレンドを、シリコンバレーから実況中継。

small_IMG_2104.JPG サンノゼコンベンションセンター

 いま、アメリカのシリコンバレーに来ています。アメリカのカリフォルニア州サンノゼは、シリコンバレーと呼ばれているのは、前にも紹介しました。
 ここには、毎年2月後半に来ています。マイクロリソグラフィーの進歩に関する学会で、今年で7年連続発表しています。毎年、スキャトロメトリ(光波散乱計測)の発表をして参りました。いろいろな会社の人とも、お知り合いになれ情報交換をしています。
 朝早くから夜遅くまで、世界中の人が知恵を出し合っています。もちろん、日本の会社の発表も多く、日本の半導体関連の力はすばらしいものがあります。
 スキャトロメトリも、実用化され発表も少し少なくなってきたようです。実用化されると、研究ではなく開発に入り、研究発表を控える会社もあるからです。また、開発会社の淘汰も始まり、この分野でも会社の結合や分離が始まってきていることも原因の一つです。
 今年は、22ナノメートルの溝をどう作るかの議論が夜遅くまでなされています。ダブルパターニングの技術で、ムーアの法則での線路幅のトレンドから、一挙に倍の狭さでの溝幅トレンドに移行してきています。
 このペースですと、スキャトロメトリも、もう数年で、原子や分子の数を計らざるを得ないような限界にまで来てしまいます。
 白崎教授も、今まで多くの企業と研究をして参りました。あらためて、スキャトロメトリの進歩に貢献するよう頑張りたいと思った次第です。
posted by 白崎所長 at 06:00| 広報

2008年02月04日

「玉川大学と言えば」のサイトで、上位にランクされる。

 玉川大学と言えば
という面白いサイトを見つけました。

 有名度ランキングの作り方は、Yahoo!の検索エンジンのヒット数を有名度として、上位50件の人物、組織、場所、名詞を選んでいるそうです。

 ここで、白崎のキーワードは

組織 白崎研究室 19位
場所 白崎    20位
名詞 白崎    13位

の3部門に選ばれています。

 組織では、学部名などの中で、1研究室としてはトップです。
 場所も、町田市や玉川学園の住所の中で、白崎の場所が頑張っています。
 名詞では、玉川の有名なミツバチなどのキーワードに匹敵して、白崎が入っています。

 伝統ある玉川の中で、この順位で注目されることは大変名誉なことです。これからも、精進して著名な研究室にしていきたいと思っております。よろしく、お願い致します。
 
 なお、スキャトロメトリに関する解説記事が、近々某学会誌に載る予定です。こちらも、期待していただきたいと思っております。

 以下に、順位が変わるかもしれないので、PDFファイルでリンクしておきます。以下のファイルを、クリックしてみてください。
About_shirasaki_lab.pdf
posted by 白崎所長 at 03:21| 広報