2011年09月17日

2011年度インターンシップ成果報告会

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 今年は75名の3年生が、インターンシップを行いました。今年も成果報告会は、白崎教授のインターンシップの意義や企業からのコメントの総括から始まりました。企業からの要望で、毎年多いのが、「積極性がほしい」です。学生が学んだことは、書ききれないほどたくさんありますが、毎年必ず、企業独特の用語である「報連相(ほうれんそう)」や「3S活動(整理・整頓・清掃)」が出てきます。

 みんな友達の体験を熱心に聞いており、インターンシップを体験することで、就職活動に向けて自覚ができ、みんな大人になったように感じられます。このときが、苦労して毎年インターンシップ担当をしていて、よかったなと思えるときです。
posted by 白崎所長 at 23:00| 広報

2011年09月13日

研修行事で就職対策講義を行いました。

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 学科の3年生(機械工学コース)対象の研修旅行が、9月12(月)-13日(火)に行われました。初日は、工場見学1社のあと、午後からは、就職対策講座を開きました。白崎教授は、就職対策講座を企画担当し、就職の大切さや、キャリアデザインの講義を、ワークブックを用いて行いました。その後、接遇で経験豊富なセミナー講師を招き、ビジネスマナー講座を開催しました。

 2日目は、工場を2社見学しました。富士山が、車窓からとてもきれいに見えました。

  白崎教授は、就職担当もしており、学生の就職の相談を受けたり、産学交流会などに積極的に参加して企業人事担当者とお会いすることで、求人数を増やすこともしています。3年生対象のインターンシップ担当は20年近く続けていますが、両方担当することで、学生の就職のミスマッチを、少しでも防ごうと努力しています。

 学生の間に努力して、技術力をつけた学生が、結局は早く就職も決まり、会社でも大切にされているようです。企業からは、人間力、コミュニケーション力のある人材を求められますが、やはり就活には、その分野の基礎学力の勉強することが大事です。
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2008年12月20日

3年生就職研修風景(2008年)

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 今年も12月19日(金)と20日(土)に、就職研修を行いました。企業の方7名を招いて、模擬面接指導、作文、SPI対策等を行いました。IT企業の講演では、SE(システムエンジニア)やSI(システムインテグレータ)という、難しい名前の職種の仕事の説明がありました。夜は、企業の方との懇談会で、就職先選びのノウハウを直接、人事の方からお聴きしました。人事の方から気に入られ、就職が決まった人もいたかも知れません。
 当学科では、このような研修を、何十年も続けており、白崎教授も、20年近くこの行事に参加して、学生さんのお手伝いや、記録写真をとったりしています。4年ぐらい前までは、2泊3日でしたが、現在は1泊2日で行っています。朝から晩までスケジュールが一杯で大変ですが、食事もおいしく有意義な研修だと思っております。
 今年は、永年就職を担当して来られた先生が定年を向かえることになり、白崎教授にとっては特に感動的な研修となりました。
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2008年02月28日

今年の半導体開発トレンドを、シリコンバレーから実況中継。

small_IMG_2104.JPG サンノゼコンベンションセンター

 いま、アメリカのシリコンバレーに来ています。アメリカのカリフォルニア州サンノゼは、シリコンバレーと呼ばれているのは、前にも紹介しました。
 ここには、毎年2月後半に来ています。マイクロリソグラフィーの進歩に関する学会で、今年で7年連続発表しています。毎年、スキャトロメトリ(光波散乱計測)の発表をして参りました。いろいろな会社の人とも、お知り合いになれ情報交換をしています。
 朝早くから夜遅くまで、世界中の人が知恵を出し合っています。もちろん、日本の会社の発表も多く、日本の半導体関連の力はすばらしいものがあります。
 スキャトロメトリも、実用化され発表も少し少なくなってきたようです。実用化されると、研究ではなく開発に入り、研究発表を控える会社もあるからです。また、開発会社の淘汰も始まり、この分野でも会社の結合や分離が始まってきていることも原因の一つです。
 今年は、22ナノメートルの溝をどう作るかの議論が夜遅くまでなされています。ダブルパターニングの技術で、ムーアの法則での線路幅のトレンドから、一挙に倍の狭さでの溝幅トレンドに移行してきています。
 このペースですと、スキャトロメトリも、もう数年で、原子や分子の数を計らざるを得ないような限界にまで来てしまいます。
 白崎教授も、今まで多くの企業と研究をして参りました。あらためて、スキャトロメトリの進歩に貢献するよう頑張りたいと思った次第です。
posted by 白崎所長 at 06:00| 広報

2008年02月04日

「玉川大学と言えば」のサイトで、上位にランクされる。

 玉川大学と言えば
という面白いサイトを見つけました。

 有名度ランキングの作り方は、Yahoo!の検索エンジンのヒット数を有名度として、上位50件の人物、組織、場所、名詞を選んでいるそうです。

 ここで、白崎のキーワードは

組織 白崎研究室 19位
場所 白崎    20位
名詞 白崎    13位

の3部門に選ばれています。

 組織では、学部名などの中で、1研究室としてはトップです。
 場所も、町田市や玉川学園の住所の中で、白崎の場所が頑張っています。
 名詞では、玉川の有名なミツバチなどのキーワードに匹敵して、白崎が入っています。

 伝統ある玉川の中で、この順位で注目されることは大変名誉なことです。これからも、精進して著名な研究室にしていきたいと思っております。よろしく、お願い致します。
 
 なお、スキャトロメトリに関する解説記事が、近々某学会誌に載る予定です。こちらも、期待していただきたいと思っております。

 以下に、順位が変わるかもしれないので、PDFファイルでリンクしておきます。以下のファイルを、クリックしてみてください。
About_shirasaki_lab.pdf
posted by 白崎所長 at 03:21| 広報

2007年09月16日

インターンシップ成果報告会

IMG_0917little.jpg 成果報告会

 白崎教授が14年間行っているインターンシップ担当の年間行事の最後になる成果報告会を、9月15日(土)に行いました。今年は、一人を除いたほぼ全員の63名の学生が、44社で貴重な体験を行いました。企業からのアドバイスなどを、先に私が統括してから、始まります。毎年、学生の体験談が熱く語られ、楽しみでもあります。特に、企業の方からのアドバイスは、各人しっかり覚えており、大学では学べないものを学んだと思います。
 専門的な発表にも、学生から活発な質問がありました。将来の電気・電子・情報・通信技術者として立派にやっていける自信がついたと思います。
 話のついでですが、「東京経営者協会」の「平成19年度インターンシップ成果報告書」に、大学部門と学生部門でそれぞれ、私と当学科学生が執筆する事になりました。この報告書は、東京の協会会員の大手会社やいろんな所に配布されます。東京経営者協会様には、成果報告会での講演、報告書執筆、ビデオ出演等に、過去に何度もお世話になっております。大変、感謝しております。
 
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2007年09月11日

工場見学

IMG_0818little.jpg ヤクルト裾野工場

IMG_0825little.jpg 時之栖

IMG_0830little.jpg 矢崎総業(株)

 毎年、白崎教授がアレンジし、当学科3年生が行っている工場見学を、今年は9月10日(月)に行いました。
 午前は、ヤクルト裾野工場です。工場の衛生管理や自動化には、毎年驚かされます。そして、ビデオ上映で、代田 稔(しろたみのる)博士の唱えた予防医学の大切さが分かります。博士は、普通の乳酸菌では胃液や胆汁の殺菌力により死滅してしまいますが、それにも負けずに生きて腸にとどく強い乳酸菌の培養に成功し、その乳酸菌の名前を「シロタ株」と名付けました。
 お昼は、時之栖でとり、しばし休憩です。
 ごごからは、1時から5時まで、矢崎創業(株)で、就職に関する話と工場や研究所見学です。矢崎総業は、各家庭で半径3メートル以内に矢崎製品があるといわれている会社です。電線や光ファイバが有名です。車のハーネス(電線)はトータル1500メートルに達し、世界中でかなりのシェアを占めています。車の計器類
などの開発もされています。上場はされていませんが、素晴らしい会社です。毎年熱心に、当学科学生のために、準備をしていただき、素晴らしい工場見学となっています。大変感謝しております。
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2007年08月31日

JEITA半導体部会での講演

IMG_0781little.jpg JEITA(御茶ノ水)

 8月30日(木)に、JEITA半導体部会でスキャトロメトリ(scatterometry)の最近動向について講演を行いました。今回は、現在の光波利用に加えて、波長が1ナノメートルのX線スキャトロメトリの可能性についても講演いたしました。参加者は、日本の半導体製造関連の大企業が多く、お付き合いのある会社の方や、サンノゼなどで毎年お会いする知り合いの方も何人かおられました。

 このJEITA半導体部会サイトには、中学生・高校生向けの「半導体ミニ事典」、大学生向けの冊子「21世紀IT社会を拓く−半導体産業からのメッセージ−」があります。興味のある方は、お読み下さい。

 
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2007年07月04日

光学実務資料集が1割引

白崎教授の書いた本の紹介です。
私の紹介で、著者割引特典として1割引で購入することができます。是非、お問合せ下さい。
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【第10章 光学シミュレーション編】を担当
マクスウェル方程式の数値解法分類/マクスウェル方程式/数値解法の分類と注意点/偏微分の階数・時間領域と周波数領域での分類
FDTD法/1次元自由空間でのFDTD定式化/FDTD解析計算での注意点/有限要素法/差分法、有限要素法、境界要素法の各特徴と注意点
変分法/リッツ法とガラーキン法/重みつき残差法/要素方程式と全体方程式/有限要素法解析計算での注意点/境界要素法/境界要素法アルゴリズム
ビーム伝搬法/ビーム伝搬法の基本式・使用上の注意/周期構造回折格子からの散乱/RCWA法の概略/並列計算法/シミュレータ選定での注意点/他
http://www.johokiko.co.jp/publishing/BB061101.pdf
posted by 白崎所長 at 17:28| 広報

2007年06月07日

日本半導体製造装置協会での講演

6月12日(火)に、日本半導体製造装置協会(SEAJ)で、白崎教授が講演をします。
タイトルは、「スキャトロメトリーの現状と課題」です。

SEAJは、1985(昭和60)年3月に大手半導体製造装置メーカーが発起人となって設立された、半導体及びフラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置関連企業を主な会員とする、全国的な団体です。

2度目の講演となりますが、よろしくお願い致します。
posted by 白崎所長 at 23:26| 広報

2007年06月06日

白崎研のHP引っ越します。

白崎研究室のホームページを
http://fdtd.biz
に引っ越します。

光波散乱のFDTD解析にちなんだ名前です。

スキャトロメトリーで検索1位のHPは、引越し先でいつになったら復活するでしょうか。
posted by 白崎所長 at 22:48| 広報