2009年04月06日

2009玉川の春

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 2009年度の春セメスタが、始まりました。なれない様子の初々しい新入生が一杯で、「これから頑張ってね」と親心を感じてしまいます。
 工学部の前の道を行くとある、松蔭橋の下には、小田急線が走っています。桜があまりにもきれいなので、松蔭橋からの写真を撮りました。新宿方面と町田方面の電車が交差する写真が撮れて、鉄道ファンではないですが、満足しました。
posted by 白崎所長 at 00:00| 日記

2009年04月02日

2009年度入学式

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 今年も、入学式シーズンがやってきました。新入生の皆さん、おめでとうございます。玉川大学の入学式は、生のオーケストラ演奏で、音楽を楽しみながら式典が進行されます。
 毎年、入学試験も厳しくなってきています。激戦を乗り越えて入学され、おめでとうございます。そこで、少しは休みたいところでしょう。でも、工学部は実験や演習が多く、単位履修登録など、これからも息を抜けない日々が続きます。しかし、工学部は、就職には非常に有利です。頑張りましょう。  
posted by 白崎所長 at 00:00| 日記

2009年01月01日

【2009年】 あけましておめでとうございます

P1040724little.JPG 厚木から望む富士山

 本年もよろしくお願いいたします。
 昨年は、金融不況で派遣切りなど、雇用に関する問題が発生しました。ここで、白崎教授が15年も取り組んでいる、インターンシップの重要性がましてきたと思っております。就職した後での、会社とのミスマッチを無くすためにも、大学3年生での就職体験は重要です。せっかく大学で専門知識を学んで就職しても、すぐに企業を退社してしまうと、なかなか再就職は難しいものです。当学科では、その様なことが無いように、就職には特に力を入れています。
 また、白崎教授の専門の電気電子情報系の部門では、企業からの求人は非常に多く、この分野の学生を奪い合っている状況です。当学科では永年お付き合いのある堅実な会社からの求人が多く、100パーセントの就職率で、安心して勉学が出来ます。
 これから、受験される高校生の皆さんも、日本のこれからを支える堅実な当学科を、是非受験の対象に入れてください。
posted by 白崎所長 at 00:00| 日記

2008年12月20日

3年生就職研修風景(2008年)

P1040615little.JPGP1040656little.JPGP1040679little.JPGP1040687little.JPGP1040641little.JPGP1040722little.JPGP1040692little.JPG 就職研修風景

 今年も12月19日(金)と20日(土)に、就職研修を行いました。企業の方7名を招いて、模擬面接指導、作文、SPI対策等を行いました。IT企業の講演では、SE(システムエンジニア)やSI(システムインテグレータ)という、難しい名前の職種の仕事の説明がありました。夜は、企業の方との懇談会で、就職先選びのノウハウを直接、人事の方からお聴きしました。人事の方から気に入られ、就職が決まった人もいたかも知れません。
 当学科では、このような研修を、何十年も続けており、白崎教授も、20年近くこの行事に参加して、学生さんのお手伝いや、記録写真をとったりしています。4年ぐらい前までは、2泊3日でしたが、現在は1泊2日で行っています。朝から晩までスケジュールが一杯で大変ですが、食事もおいしく有意義な研修だと思っております。
 今年は、永年就職を担当して来られた先生が定年を向かえることになり、白崎教授にとっては特に感動的な研修となりました。
posted by 白崎所長 at 00:00| 広報

2008年08月23日

インターンシップ見回りをしています

 今年も、インターンシップ担当で頑張っています。既に、2箇所見回りをしました。
 本日は、永年お就職やインターンシップでお世話になっている(株)シバソクに行ってきました。当学科ともう1つの学科から、2人実習に来ています。遅刻もなく、与えられた仕事をしっかりと元気にこなしていました。学生さんは、就職をしたり、インターンシップで企業に居ると、大学では見られないい顔をしています。働くという事は、やはり楽しくて、生き甲斐の出る事だと思います。
 会社は、所沢の隣の航空公園駅にあります。会社までの道なりに、航空公園があります。ここには、国産初の旅客機であるYS-11が展示されています。正式には、所沢航空記念公園といい、明治44年に、日本初の飛行場として整備された所沢飛行場を前身としています。戦後は、米軍基地となっていたのですが、沖縄返還調印で、通信基地を残し、6割が米軍から返還(現在は7割)され、そのうちの50haが公園となりました。会社までの道が、全て航空公園で、新宿御苑に匹敵すると思われるくらい、相当広い公園です。

 会社からの帰り道で撮った、YS-11の写真などを掲載します。

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posted by 白崎所長 at 00:24| 日記

2008年06月21日

08年度放送研新歓コンパ

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 今年も、白崎教授が部長を務めている放送研究部の新歓の季節がやってきました。
 今年は、新人が12人も入ってくれました。女性が多いのが印象でした。可愛い女性ばかりなので、男性の学生も是非入部してください。2年程前の先輩で、部員同士で結婚したカップルも居ます。白崎教授にとっては、娘や息子と同じ年齢なので、まだ初々しさのあるフレッシュマンとお話しするのは、気恥ずかしさを感じてしまいます。話の中で、「毎日、三浦半島から、2時間もかけて通学して、今のところ遅刻していません。」という立派な学生もいました。
 男子も数人ですが入部してくれました。わが機械情報システム学科の学生も入部してくれました。ありがとうございます。彼に、「これから機械系か電子情報系か、どちらのコースを希望しますか。」と尋ねると、「今のところ電子系です。」といわれほっとしました。というのも、白崎教授は、エレクトロニクスを担当しているからです。
 最近、電気電子系学科も少しですが、人気を回復してきているようです。エレクトロニクスは、ありとあらゆる所で使われていますので技術者が不足しています。求人は、引く手あまたです。
 新人の皆さん、ご入部ありがとうございます。放送研究部を支える様な人材になっていってください。そして、大学生活をエンジョイしていってください。さらに、日本を支える人材になれるように、努力してもらいたいと思います。

posted by 白崎所長 at 22:18| 日記

2008年04月02日

2008年度ご入学おめでとう

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 入学式の始まる前のオーケストラ演奏
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 学生の宣誓や校歌斉唱の様子
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 入学式終了風景と構内を走る小田急線沿線の桜

 ”新入生の皆さん、ご入学おめでとう。” by 白崎教授

 今年も、構内は桜が見ごろの季節となってきました。広い構内敷地(東京では、皇居の次に広いと言われています)に、4月2日の今日、新入生達(Freshmen)が集まってきました。白崎教授も、毎年入学式に参加しています。学生達の、新鮮な意気込みのパワーを感じるのが楽しみです。今年は、ますます背の高い人が増えたとの印象です。日本の食糧事情がよくなり、お母さん達の子供への愛情タップリの様子が目に浮かびます。
 白崎教授の学科も、”機械情報システム学科”と名前が変わりました。学生は、いろんなクラスを選択できます。この中で、白崎教授は、電子・情報通信クラスを担当します。電気回路、情報通信システム、電磁波工学などの科目を講義します。学科名が、ますます分かりにくなり、たくさんの事を学ばなければいけないように見えてしまします。しかし、就職の事を考えて、機械系と電子情報通信系のクラスに別れて、基礎はしっかり学べます。
 資源の少ない日本ですので、若い人のエネルギーと技術力が、日本を支えていく源になります。そして、日本全体が、よい給料を得て、楽しく生活することを維持する源となります。少し古い言葉ですが、”工業立国日本”を維持して行くために、皆さん、御一緒に勉強して行きましょう。
posted by 白崎所長 at 21:00| 日記

2008年03月16日

2007年度のご卒業おめでとうございます

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 ”皆さん、ご卒業おめでとうございます。これからも、頑張ってください。 by 白崎教授”

 14日(金)の謝恩会に続いて、16日(日)の卒業式風景をお載せします。女子学生が多いため、謝恩会や卒業式は華やかなものになります。学生の最後の思い出となるため、卒業式にも毎年必ず参加しています。写真は、式場や式後の様子で、日本の将来を背負う若者の熱気が伝わってきます。卒業証書は、各学科主任が一人ずつ壇上で手渡します。
 女子は、謝恩会はドレス、卒業式は大正時代の女子学生の服装が多いようです。あまりにも美しく変身するため、白崎教授も、学生に気付かず、素通りしてしまう事が多々あります。
 この後、学生は、お世話になった研究室を廻って写真を撮ったり、お話をします。白崎研究室にも、卒研生はもちろん、インターンシップでお世話した女子学生が尋ねて来てくれました。礼儀正しく挨拶に来てくれる学生が多いとき、先生を永年やっていて幸せだなと思うときでもあります。
posted by 白崎所長 at 23:00| 日記

2008年03月14日

2007年度卒業謝恩会に思う

IMG_2263_little_syaon.JPGIMG_2266_syaon1.JPGIMG_2270_syaon_taiko.JPG 謝恩会風景(授賞式や太鼓など)
 今年も卒業式のシーズンがやってきました。3月14日は、卒業謝恩会がありました。今年も、ホテルニューオータニの鶴の間で行われました。卒業生やご両親の方が多く参加され、華やかな雰囲気に包まれます。
 大学での4年間の時事ニュース、学園生活、学園でお世話になった人々などのビデオがオープニングから流れ、一気に場が盛り上がります。
 白崎教授も、卒業していく学生さんとの記念写真や話などで盛り上がります。食事もおいしくて、毎年楽しみにしており、必ず参加しております。
 今年は、16年ほど前に白崎研究室を卒業した学生さんが入り口に尋ねてまいりました。ニューオータニガーデン内の外資系職場で働いているそうで、謝恩会の看板を見て、尋ねてくれたそうです。超有名な外資系の会社を5社ほど転職して、今の外資系職場で働いているそうです。昔の面影は殆どなく、しっかりした顔付きで応対され、驚きました。もちろん、式が始まる前に帰りましたが、研究室で伊豆に旅行した事など、こちらも楽しい思い出話に花が咲きました。
 先生をやっていると、学生さんの成長も楽しみの一つです。お互い仕事で忙しいこととは思いますが、是非母校を訪ねて、恩師に懐かしい顔を見せてあげてください。
posted by 白崎所長 at 23:00| 日記

2008年02月28日

今年の半導体開発トレンドを、シリコンバレーから実況中継。

small_IMG_2104.JPG サンノゼコンベンションセンター

 いま、アメリカのシリコンバレーに来ています。アメリカのカリフォルニア州サンノゼは、シリコンバレーと呼ばれているのは、前にも紹介しました。
 ここには、毎年2月後半に来ています。マイクロリソグラフィーの進歩に関する学会で、今年で7年連続発表しています。毎年、スキャトロメトリ(光波散乱計測)の発表をして参りました。いろいろな会社の人とも、お知り合いになれ情報交換をしています。
 朝早くから夜遅くまで、世界中の人が知恵を出し合っています。もちろん、日本の会社の発表も多く、日本の半導体関連の力はすばらしいものがあります。
 スキャトロメトリも、実用化され発表も少し少なくなってきたようです。実用化されると、研究ではなく開発に入り、研究発表を控える会社もあるからです。また、開発会社の淘汰も始まり、この分野でも会社の結合や分離が始まってきていることも原因の一つです。
 今年は、22ナノメートルの溝をどう作るかの議論が夜遅くまでなされています。ダブルパターニングの技術で、ムーアの法則での線路幅のトレンドから、一挙に倍の狭さでの溝幅トレンドに移行してきています。
 このペースですと、スキャトロメトリも、もう数年で、原子や分子の数を計らざるを得ないような限界にまで来てしまいます。
 白崎教授も、今まで多くの企業と研究をして参りました。あらためて、スキャトロメトリの進歩に貢献するよう頑張りたいと思った次第です。
posted by 白崎所長 at 06:00| 広報

2008年02月04日

「玉川大学と言えば」のサイトで、上位にランクされる。

 玉川大学と言えば
という面白いサイトを見つけました。

 有名度ランキングの作り方は、Yahoo!の検索エンジンのヒット数を有名度として、上位50件の人物、組織、場所、名詞を選んでいるそうです。

 ここで、白崎のキーワードは

組織 白崎研究室 19位
場所 白崎    20位
名詞 白崎    13位

の3部門に選ばれています。

 組織では、学部名などの中で、1研究室としてはトップです。
 場所も、町田市や玉川学園の住所の中で、白崎の場所が頑張っています。
 名詞では、玉川の有名なミツバチなどのキーワードに匹敵して、白崎が入っています。

 伝統ある玉川の中で、この順位で注目されることは大変名誉なことです。これからも、精進して著名な研究室にしていきたいと思っております。よろしく、お願い致します。
 
 なお、スキャトロメトリに関する解説記事が、近々某学会誌に載る予定です。こちらも、期待していただきたいと思っております。

 以下に、順位が変わるかもしれないので、PDFファイルでリンクしておきます。以下のファイルを、クリックしてみてください。
About_shirasaki_lab.pdf
posted by 白崎所長 at 03:21| 広報

2007年09月16日

インターンシップ成果報告会

IMG_0917little.jpg 成果報告会

 白崎教授が14年間行っているインターンシップ担当の年間行事の最後になる成果報告会を、9月15日(土)に行いました。今年は、一人を除いたほぼ全員の63名の学生が、44社で貴重な体験を行いました。企業からのアドバイスなどを、先に私が統括してから、始まります。毎年、学生の体験談が熱く語られ、楽しみでもあります。特に、企業の方からのアドバイスは、各人しっかり覚えており、大学では学べないものを学んだと思います。
 専門的な発表にも、学生から活発な質問がありました。将来の電気・電子・情報・通信技術者として立派にやっていける自信がついたと思います。
 話のついでですが、「東京経営者協会」の「平成19年度インターンシップ成果報告書」に、大学部門と学生部門でそれぞれ、私と当学科学生が執筆する事になりました。この報告書は、東京の協会会員の大手会社やいろんな所に配布されます。東京経営者協会様には、成果報告会での講演、報告書執筆、ビデオ出演等に、過去に何度もお世話になっております。大変、感謝しております。
 
posted by 白崎所長 at 00:00| 広報

2007年09月11日

工場見学

IMG_0818little.jpg ヤクルト裾野工場

IMG_0825little.jpg 時之栖

IMG_0830little.jpg 矢崎総業(株)

 毎年、白崎教授がアレンジし、当学科3年生が行っている工場見学を、今年は9月10日(月)に行いました。
 午前は、ヤクルト裾野工場です。工場の衛生管理や自動化には、毎年驚かされます。そして、ビデオ上映で、代田 稔(しろたみのる)博士の唱えた予防医学の大切さが分かります。博士は、普通の乳酸菌では胃液や胆汁の殺菌力により死滅してしまいますが、それにも負けずに生きて腸にとどく強い乳酸菌の培養に成功し、その乳酸菌の名前を「シロタ株」と名付けました。
 お昼は、時之栖でとり、しばし休憩です。
 ごごからは、1時から5時まで、矢崎創業(株)で、就職に関する話と工場や研究所見学です。矢崎総業は、各家庭で半径3メートル以内に矢崎製品があるといわれている会社です。電線や光ファイバが有名です。車のハーネス(電線)はトータル1500メートルに達し、世界中でかなりのシェアを占めています。車の計器類
などの開発もされています。上場はされていませんが、素晴らしい会社です。毎年熱心に、当学科学生のために、準備をしていただき、素晴らしい工場見学となっています。大変感謝しております。
posted by 白崎所長 at 00:00| 広報

2007年08月31日

JEITA半導体部会での講演

IMG_0781little.jpg JEITA(御茶ノ水)

 8月30日(木)に、JEITA半導体部会でスキャトロメトリ(scatterometry)の最近動向について講演を行いました。今回は、現在の光波利用に加えて、波長が1ナノメートルのX線スキャトロメトリの可能性についても講演いたしました。参加者は、日本の半導体製造関連の大企業が多く、お付き合いのある会社の方や、サンノゼなどで毎年お会いする知り合いの方も何人かおられました。

 このJEITA半導体部会サイトには、中学生・高校生向けの「半導体ミニ事典」、大学生向けの冊子「21世紀IT社会を拓く−半導体産業からのメッセージ−」があります。興味のある方は、お読み下さい。

 
posted by 白崎所長 at 00:00| 広報

2007年08月17日

インターンシップ見回り前半終了

IMG_0700little.jpg横浜中央卸売市場IMG_0689litttle.jpg浅草田原町付近

 白崎教授が毎年お礼を兼ねて行っている実習見回りの件です。インターンシップは、お盆の週の前2週間と後の2週間が殆どです。夏休みも半分終わりましたが、実習見回りを前半6社行いました。後半は、8社行います。
 前半は、東京の下町の付近を主に回りました。また、横浜中央卸売り市場を、早朝に見回りました。今回は、優秀な学生さんばかりで、皆さん、ソフトウェア開発等、大学での知識をしっかり活用して、実習を行っていました。また、経験豊かな社員の方から、人生相談から勉強の仕方など、いろんな事を教えていただいていました。これぞ、インターンシップならではこそ学べる事です。
 その中で、企業での特徴的なお話として、秋葉原のゲーム制作会社のお話があります。「ゲーム開発の即戦力としては、専門学校の卒業生が技術力のあり有利である。大学卒は、入社時は、あまり力にならないが、段々と専門学校生を追い越していき、重要な仕事をまかされるようになる。」ということでした。もちろん、これはその人の努力によると思います。
 これに関連してですが、大学では、技術力だけを学ぶのではなく、その場では無駄なように思える、いろんな科目を学んでおいた方がよいと思います。これからの技術は、日進月歩で新しい分野がドンドン出て来ます。そのときに、この研究開発は、こういった分野を勉強すれば開発できると言ったカンを働かせられるのは、幅広い知識を持った人にこそできる仕事です。大学生の皆さん、目先だけを見るのではなく、自信を持って幅広い分野の勉学に励みましょう。
posted by 白崎所長 at 17:39| 日記

2007年08月05日

インターンシップ見回り開始

PICT1479small.jpg 神奈川県産業技術センター

 8月3日(金)は、今夏最初の実習見回りとして、シンワフロンテック(株)を見回りました。研究開発に熱心に取り組んでおられ、学生も熱心に研究していました。
 ところで、見回り先の小田急線海老名駅近くにある神奈川県産業技術センターは、「日本で一番お客様に貢献する公設試を目指して」、「あなたの会社の技術部です」をモットーにしています。県内中小企業と大学などとの産学公技術連携も力を入れているようです。また、有料ですが検査装置を借りられる施設もあり、これから検討していこうと思いました。
posted by 白崎所長 at 19:19| 日記

2007年07月27日

インターンシップ壮行会無事終了

PICT1374smallspere.bmp 実習風景
 白崎教授が14年間続けて、ライフワークとなっているインターンシップの壮行会が、本日終わりました。最後の一本締めで、壮行会が終わり、学生は意気揚々と、夏休みの企業体験に挑みます。
 今年は、3年生64名中63名が各企業に研修に行きます。企業の数は43社(44事業所)です。一人一人に、各企業からの回答書や実習期間や実習内容を書いた回答書や実習証明書、企業への依頼の手紙などを用意します。電話のかけ方や企業内での心得などのビジネスマナーも指導します。
 白崎教授は、毎年20社ほど実習見回りをします。今年は、新しく開拓した13社を、お礼を兼ねて見回ります。
 6月からは、ほぼ毎日、各企業との手紙や電話のやりとり、学生との応対などをしてきました。ミスが許されず、毎日が真剣勝負です。当学科では、全員の先生が、色んな会社へ実習見回りをしますので、その担当配属なども決めます。特に、壮行会間近は、実習日程の最終確定や最後に残った学生への実習先の斡旋、先生と学生一人ひとりへの資料のカスタマイズで、一人早朝から真夜中まで悪戦苦闘しているなど誰も察してはくれません。
 実習と就職とは関係ないのが原則ですが、最近は、相思相愛で、実習先に就職する学生も1割以上おります。とにかく大変な仕事ですが、学生が社会人意識を持ち始め、就職でのミスマッチを減らすことのお役に立てればとの一存でやっています。
 最近、新規実習先の会社の人から、「東京経協から『玉川大学の白崎先生が熱心にやられておられる』と紹介されました。」との言葉を頂きました。認めていただけると、励みになります。ありがとうございました。
posted by 白崎所長 at 21:02| 日記

2007年07月15日

白崎研の卒業生が学長賞

 IMG_0410vl.jpg 受賞の卒研生(中央)と白崎教授(右)

 白崎研究室で、1年間卒業研究を行ってくれたU君は、とても優秀な成績で卒業しました。今年3月の卒業式では、学長賞を貰いました。卒論では、scatterometryの研究をやってもらいました。就職は、フォトニクス関連で有名な企業に就職いたしました。
 白崎研は、毎年優秀な卒研生に恵まれ、全員の就職画決まる速さも、1,2位を競っています。なぜなら、14年間続けているインターンシップ担当の実績で、就職やビジネスマナーに力を入れているからです。
 卒研は、自分の実力が付くように、自分で1からやる事を基本にしております。人から言われて、そのままやっても、すぐ忘れてしまいます。最初は、戸惑うようですが、徐々に理解してもらえ、最低パソコンは、自分で使いこなせるようになります。
 卒研の話も、これからお伝えして行こうと思っておりますので、ご期待下さい。
posted by 白崎所長 at 06:19| 日記

2007年07月07日

高校生の人気と企業の人気

Q}jEWI.bmp ゲルマニウムラジオ(白崎教授は小4で半田ごてで作りました。真空管ラジオやトランジスタラジオ、プラモデル、ラジコン飛行機、HOゲージ電車などに熱中した時代です。) 

 昨日、アウトソーシングの採用担当の人と2時間ぐらい世間話をしました。色んな話をしたのですが、その一部を書きます。
 結論は、
・電気・電子・情報系の学生の需要は、非常に多いのだが学生がいない。就職すれば、給料は高い。
・バイオ系など、高校生には人気で、学生は多い。しかし、就職は、研究所などに限られ、博士課程などを出た人などに限られることが多い。それで、就職先はすくない。また、研究所の予算は少なく、給料もそれほど多くない人が多い。
 もちろん、これに当てはまらない人も多いと思いますので、気になる方は、ご容赦願います。

 電気電子系は、つぶしがきく学問で、専門は物理、数学、化学、プログラミングばど、大学でいろんなことを専攻できます。基本は、電気回路、電子回路、電磁気などを学んでいますので、等価回路的な発想で物事を見ることができます。そして、日本の最先端技術を支える仕事を支えることができるようになります。
 
 自分独自の技術が、日本技術を支え、資源の少ない日本が外貨を稼ぐ支えとなります。

 定員われを起こし、高校生には人気の無い、電気電子情報技術の学科を選ぶことは、穴場狙いで勇気のいることかもしれませんが、大正解なのです。

 学科では、基本からわかりやすく指導しますので、心配は要りません。現に、当学科では、2-3人を除いて、すべて就職が決まっています。毎年の就職内定率は100パーセントです。

 次年度から、当学科は、機械情報システム学科として、生まれ変わりますが、電子情報コースで、引き継がれます。
 
 ぜひ、実際定員われを起こしている(誰も見向きもしなくなった?)電子系学科を受験してください。大穴狙いですが、将来は大きく開けています。

posted by 白崎所長 at 09:08| 日記

2007年07月04日

光学実務資料集が1割引

白崎教授の書いた本の紹介です。
私の紹介で、著者割引特典として1割引で購入することができます。是非、お問合せ下さい。
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【第10章 光学シミュレーション編】を担当
マクスウェル方程式の数値解法分類/マクスウェル方程式/数値解法の分類と注意点/偏微分の階数・時間領域と周波数領域での分類
FDTD法/1次元自由空間でのFDTD定式化/FDTD解析計算での注意点/有限要素法/差分法、有限要素法、境界要素法の各特徴と注意点
変分法/リッツ法とガラーキン法/重みつき残差法/要素方程式と全体方程式/有限要素法解析計算での注意点/境界要素法/境界要素法アルゴリズム
ビーム伝搬法/ビーム伝搬法の基本式・使用上の注意/周期構造回折格子からの散乱/RCWA法の概略/並列計算法/シミュレータ選定での注意点/他
http://www.johokiko.co.jp/publishing/BB061101.pdf
posted by 白崎所長 at 17:28| 広報